習得で重要なこと

  (日本人は中国語の習得ができる)




聞き取る力を養うことが絶対に欠かせません。

 聞き取りの勉強は、文字通り中国語の音を聞くところから始まります。問題はどのように聞くのかです。ただ漠然と聞いていても、脳の記憶の仕組みから中国語の音は記憶になりません。中国語の音を脳にしっかり焼き付けるには、意識をもって聞かなければならないのです。
 意識をもって聞くとは、具体的な作業で言いますと、先生について先生が発した音を「あっ!そうだ」と思ったり、「あれ?」「えっ!」と疑問をもって聞いて、同じ音を声を発することです。


日本人は、アメリカ人に比べて学習時間が半分

 場合によっては三分の一の時間で中国語会話が習得できます。それなのにどうして多くの中国語学習者が、できる能力を持ちながら挫折をするのでしょうか? その挫折者のほぼ全員は聞く力がないことから挫折が始まっています。彼等の多くは、中国語の文字を正確な発音で読むことができます。そして日本語に正しく訳すこともできるのです。彼等の悩みはただ一つ“聞くことができない”ので“話すことも上手にできない”ということです。


これは、中国文学と会話の勉強方法をごっちゃに考えて

 会話の学習を進めようとしていることに問題があります。それを修正しない教師の能力の無さにも問題があります。それぞれに最適な方法があって、中国語会話には会話に適した方法で学ばないと習得は覚束きません。


多くの日本人が感じているのは、中国語は親しみやすい言葉

 と思っているでしょう。中国語の文字が漢字だからです。そしてこのことが、逆に多くの日本人の中国語学習で挫折させる大きな落とし穴の一つになっているのです。


中国語の会話を習得するためには

 いきなり発音の練習ばかりをするのではなく、最初に“学習方法”をしっかりと指導を受けていなくてはなりません。学習の方法さえわかれば時間の差はあるものの誰でも習得は可能なのです。
 漢字を知っている日本人は、音を記憶する脳の働きを考え、中国語の漢字を見ないで「聞いて」→「しゃべる」→「ピンインと四声を書く」の訓練をするのが効果的です。書いたピンインと四声のチェックには、漢字がなくてピンインと四声だけのテキストを使ってください。これはどなたにも無料で差し上げます。
 脳の働きと具体的な学習方法は、カウンセリングで詳細を説明させて頂きます。


落ち着いた毎日の自習こそが習得の源泉

 中国語の音を「聞いて」→「話して」→「書く」の訓練で、音はとりあえず脳の短期記憶に貯めこまれます。短期記憶の音は時間の経過とともに消滅するのです。しっかりと一生の記憶にするためには、短期記憶にある中国語の音を長期記憶に移さなければなければなりません。
 長期記憶に記憶させるには、大まかに二つの条件があります。

    1.意味のある言葉であること
    2.重要な言葉であること

 意味があるとは一文章のことをいいます。単語の羅列をいくら聞いても、長期記憶へはなかなか行ってくれません。一行の文を途切れなく「聞いて」→「話して」→「書く」ことが大切です。
 また、重要な言葉とは、しょっちゅう遭遇する音なのです。しょっちゅう遭遇することを作り出すのに、毎日の落ち着いた自習こそが大事になるのです。集中して「聞いて」→「話して」→「書く」に没頭する、毎日の20~30分の自習こそが習得を早めます。雑音と感情が交差する人との会話では、新しい言葉を知ることはできても、音の記憶には大きく貢献しません。この部分の兼ね合いを注意する必要があります。
 さらなる学習方法は [聞けて話せる中国語] の項目もご参考にしてください。





                (録音の仕方と使い方について)

           実際の自習の仕方は次のようにします


             

   ① レッスンが終わりますと老師が録音をしてくれます。
     録音は、次の無料ソフトで行います。(他の録音ソフトでもOKです)
     前もって準備をお願いします。お分かりにならない時は、大木がスカイプを
     つないで、言葉で説明をさせて頂きます。ご遠慮なくお伝えくださいませ。

      1.Tapur(フリーソフトです)

            
インストールと操作説明
  
      2.Apowesoft(フリーソフトです)

            インストールと操作説明
  
   ② 老師は次のように話かけます。Tapurの例で示します。
       我们开始录音 ---------- 録音をします
     お客様は次のように答えます。
       准备好了 -------------- 準備ができました
     そして、次の[Tapurの画面1]の赤丸をクリックすると録音が始まります。


[Tapurの画面1]

     録音をとめる時は、次の[Tapurの画面2]の赤丸をクリックします。


[Tapurの画面2]

     老師の発音を録音したファイルは、次の青丸に表示されます。
     頭に音符のあるものです。この音符のある録音ファイルを取り出す時には、
     緑丸をクリックしてください。


[Tapurの画面3]





              

 この録音音声を使って自習で「聞いて」→「しゃべる」(→「書く」)をします
 音声を再生するのは、パソコンの中にあるウインドウズメディアプレーヤー(WMP)というソフトを使います。皆様のパソコンの中にある次のアイコンをクリックすると起動します。

[ウインドウズメディアプレーヤー アイコン]
 
 起動すると次のような画面がでてきます。

[ウインドウズメディアプレーヤー(WMP)]

 音声ファイルを取り込んで再生を始めます。
    「聞く」-------- 再生をするのには赤丸をクリックします。
    「しゃべる」---- ポーズ(途中で止める)をとるのに同じ赤丸をクリックします。
    「書く」-------- 紙切れではなくノートにピンインと四声を書いてください。
    続きをするには
    「聞く」-------- 再生をするのには赤丸をクリックします。

 このように[オウム返し]で自習を進めて行きます。自習は毎日20分くらいでいいです。自習の後に、空想をするのもとても良い事です。この辺は多くの細かい秘訣がありますのでカウンセリングの時に詳細をお話し申し上げます。


大木がお待ちしています

dxchinese1@gmail.com


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